シワができる原因とは

女性にとって大切なこと、それは「美容」です。多くの女性は美容を日々あっぷさせるべく様々な努力を惜しみません。ですが、人間の生物学的なピークとされているのは18歳という説があります。これは、女性にとって18歳以降はたるみやシワとの闘いが始まることを意味しています。シワがあると、どうしても女性は老けて見られがちです。逆に言えば、シワをなくすことができれば、それだけ女性は若く見られると言えます。それでは今回の特集では、シワをなくして女性が10歳若返って見られるためにはどうすれば良いのか。その方法について様々なアプローチからお伝えしていきたいと思っています。

シワやたるみは女性の美容にとって天敵です。たとえば顔のたるみは、女性が20歳を迎えた頃には全く気になりませんが、25歳を過ぎ、20代も後半に差し掛かってくると急に目立ち始めてきます。

女性の体を医学的にみれば、気になるタルミはシワとよく似たメカニズムで現れてきます。これはタルミとシワが同じようなメカニズムを持っているからです。とくに大きな原因となるのは、加齢によって皮膚の弾力性が失われていくことです。肌の弾力性が衰えてしまったり、顔の筋肉である表情筋の衰えは、シワやタルミに直結します。それらの症状は皮下組織に衰えが起きてきたことが大きな原因として考えられます。

タルミとシワは、その両方ともが起きてくることがあれば、どちらかが突出して起きてくることもあります。ですがどちらが先に現れても、いずれは両方ともが表出してきます。そしてタルミとシワの両方ともが表われてくると、いよいよ「肌の老化現象」が始まってきたと言えるでしょう。

肌のタルミやシワが起きてくる原因について次に見ていきたいと思いますが、そもそもタルミが起きないように皮膚を支えている物質があります。それは真皮層にある「コラーゲン」です。また同様の働きを持つ物質として「エラスチン」もあります。これらの物質が肌の中から失われてしまうことで、タルミやシワが起きてくるわけですが、そのメカニズムを理解することでタルミやシワを防ぐことができます。次回のページではそのあたりについて説明していきましょう。